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バイオバンクで収集する試料・情報について

バイオバンクで収集する試料・情報の概要

当バイオバンクで収集する試料・情報は以下の通りです。

項目 収集対象
生体試料 DNA、血清、血漿、血液細胞、尿
情報 コホート調査における調査票情報 (調査疾患名は別表1を参照)、血液・尿検査情報、生理学検査情報、MRI検査情報、ゲノム配列情報、オミックス情報、診療・介護情報

別表1

試料・情報の収集状況

東北メディカル・メガバンク機構では2013年5月から生体試料の収集を開始しました。試料の提供者実数は2016年8月で約 145,000人です。平成28年度末までに15万人の試料・情報の収集を終える予定です。

試料・情報の保管方法

当バイオバンクで収集する試料の保管の方法は以下の通りです。

  • DNA
  • 血漿・血清
  • バフィーコート
  • 血液細胞(単核球)
  • 尿
  • 細胞試料
  • DNA
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数50ng/ul x 200ulに調整後50ulずつ分譲
    保管温度4℃ 長期保存は-80℃
    抽出の方法QIAGEN社Autopure LS
    定量の方法Quant-iT PicoGreen dsDNA Assay Kit
    品質チェックO.D.260/280
    溶媒の種類DNA Hydration solution(TE)
    分譲用チューブAbgene社0.8 mL deepwell storage plate
  • 血漿・血清
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数700ul x 4本
    保管温度-80℃
  • バフィーコート
    分譲の予定はない
  • 血液細胞(単核球)
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数500ul(血液2.5ml相当) x 2本
    保管温度液体窒素
  • 尿
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数700ul x 3本
    保管温度-80℃
  • 細胞試料
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量 (細胞数)500µl (≧ 2x10^6 cells)
    保管条件液体窒素気相
    EBV不死化細胞 作成方法単核球より分離したCD19陽性細胞(B細胞)に、Epstein-Barr virus (EBV)を感染させ、下記の培地で増殖
    【培地組成】 最終濃度20% Fetal Bovine Serum (FBS, 非働化)、0.1mM Non- Essential amino acids、2mM GlutaMax、0.5mg/mL Penicillin/Streptomycinを添加したRPMI1640培地
    増殖T細胞 作成方法単核球より分離したCD19陰性細胞(T細胞を多く含む)を、抗CD3/CD28抗体でT細胞を活性化させ、下記の培地で増殖
    【培地組成】 EBV不死化細胞と同じ培地にIL-2(最終濃度 30U/mL)を要時添加
  • [DNA]
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数50ng/ul x 200ulに調整後50ulずつ分譲
    保管温度4℃ 長期保存は-80℃
    抽出の方法QIAGEN社Autopure LS
    定量の方法Quant-iT PicoGreen dsDNA Assay Kit
    品質チェックO.D.260/280
    溶媒の種類DNA Hydration solution(TE)
    分譲用チューブAbgene社0.8 mL deepwell storage plate
    [血漿・血清]
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数700ul x 4本
    保管温度-80℃
    [バフィーコート]
    分譲の予定はない
    [血液細胞(単核球)]
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数500ul(血液2.5ml相当) x 2本
    保管温度液体窒素
    [尿]
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量・分注数700ul x 3本
    保管温度-80℃
    [細胞試料]
    保管チューブThermo Scientific社 Matrix 2D Barcoded Storage Tubes
    分注量 (細胞数)500µl (≧ 2x10^6 cells)
    保管条件液体窒素気相
    EBV不死化細胞 作成方法単核球より分離したCD19陽性細胞(B細胞)に、Epstein-Barr virus (EBV)を感染させ、下記の培地で増殖
    【培地組成】 最終濃度20% Fetal Bovine Serum (FBS, 非働化)、0.1mM Non- Essential amino acids、2mM GlutaMax、0.5mg/mL Penicillin/Streptomycinを添加したRPMI1640培地
    増殖T細胞 作成方法単核球より分離したCD19陰性細胞(T細胞を多く含む)を、抗CD3/CD28抗体でT細胞を活性化させ、下記の培地で増殖
    【培地組成】 EBV不死化細胞と同じ培地にIL-2(最終濃度 30U/mL)を要時添加

各々の検体の処理、入出庫の管理はLABVANTAGE Solutions社のLabVantageをカスタマイズしたLIMSを使用し上記2Dチューブのバーコードを利用して行っています。また、血液細胞以外の試料の分注はTECAN社のFreedom EVO自動分注機を用いて自動化しています。

当バイオバンクで収集する情報である、血液・尿検査情報、調査票情報、生理学検査情報、MRI検査情報、ゲノム配列情報、オミックス情報、診療・介護情報は、匿名化されたうえで、スーパーコンピュータのデータバンク区画にある統合データベースに保管しています。